こんにちは、インプラント担当医の中村です。
今日は、歯を失った時の治療選択肢として、インプラント治療を勧める理由について書いてみます。
欠損補綴(歯を失った時の被せ物)の方法
① 入れ歯
②ブリッジ
③移植
④インプラント
①、②、③ともに残っているご自身の歯を利用する方法ですが、①、②はご自身の歯をある程度削ったり、咀嚼(そしゃく)という重さの負担をかけていく方法ですので、
将来的に(年単位で)ご自身の歯を失うリスクが生じます。
また、③はその治療法上、成功率が個人個人によって大きく差が出ますので、しっかると咬めることなく移植した歯がダメになるいう事も多くあります。
年齢によるものもあり、若年層であればお勧めしやすいのですが、中高年になるとリスクが大きくなりますので、積極的に提案しにくくなります。
以上のことから長期的な口腔内の安定のために、④のインプラント治療を提案するのです。