歯がしみる!と感じた事はりあませんか?
その場合は、知覚過敏の可能性があります。歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病気がない場合にみられる症状の事を言います。
また、ホワイトニングの治療中や治療後に、多くの人がシミる痛みを感じています。
では、知覚過敏はどうしてなるのでしょうか?
歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し歯、軟らかい象牙質が露出して起こります。
象牙質には神経に通じる細かい管が無数にあり、刺激が直接神経に届いてしまうのです。
知覚過敏はこんな時に感じやすいです。
*冷たい、または甘い物を飲食した
*歯ブラシの毛先が触れた
*冷たい風にあたった
では、知覚過敏はどうやって治すのでしょうか?(^ ^)
【ホームケア】
・再石灰化を促す
唾液による再石灰化で象牙質を修復します
・専用の歯磨剤を使う
歯の神経の鎮静作用があり徐々に治ります
・薬剤を使う
刺激を受けにくくする薬剤を塗布する
【クリニックケア】
*コーディング剤を使う
歯科用プラスチック材などでコーディングします
そして、軟らかい象牙質が露出したままだと歯根面のむし歯「根面う蝕」を起こしやすくなります。
怖いのは、歯の神経に近いので重症になりやすいことです。
歯肉が下がってきたら要注意です。
○歯ブラシは硬めが好き
○加齢
○歯周病
この様な方は注意が必要です。
健康な歯茎の方でも、ある程度の歯肉の退縮が起こります。30歳を超えたら歯周病の予防につとめましょう。そして歯肉を下げる強い歯磨きは控えましょう。