歯ぐきをチクチクする検査を受けたことはありますか?
歯医者さんで定期的に受診されている方は、この検査を受けたことがある方がほとんどです。
このチクチクする検査で歯周病かどうかを確認することができます。
今回は、歯周病検査でもっとも基本的な検査である「プロービング検査」について説明します。
プロービング検査とは?
プロービング検査とは、簡単にいうと歯と歯ぐきの境目にある「歯周ポケット」の深さを測定するために行うものです。
歯周プローブと呼ばれる専用の器具を使って検査します。
場合によっては、痛みなど感じることがあるかもしれませんが、「歯周病の進行状態」を把握する上で、極めて重要な検査となります。
出血がある場合は現在進行形!
歯周病は、常に進行し続ける病気ではなく、停滞する時期も定期的に現れます。
あるいは、過去に歯周病にかかっていて、歯周ポケットが残存しているケースもあり得ます。
そこで有用となる指標が「プロービング後の出血」です。
現在進行形で歯周病にかかっている場合は、歯周プローブを挿入したあとに、歯ぐきからの出血が認められます。
毎日のブラッシング後に歯ぐきからの出血が認められる場合も、今現在、「歯周病菌の活動が活発」になっていることになります。
歯周病の特徴として初期症状はなく静かにゆっくりと進んでいく為、静かな病気と言われています。
検診を受ける事で、歯周病の進行を確認でき早期治療が可能となります。