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歯を失う危険がある状態とは?

こんにちは、神戸デンタルクリニックです★

歯を失う危険がある状態とは?

今日は、歯を失うリスクのある歯の事を更新します。

皆さんは「歯を突然失う」ということを聞くと、事故などで失う事をイメージされると思います。

しかし多くは病気などが進行して抜けるケースで、ゆっくり進行していくため、長い間本人にも自覚のない場合がほとんどです。

このように「将来抜ける可能性の高い歯」はある程度予測ができます。

可能性①

歯茎からの出血

歯茎からの出血が頻繁になる方は歯周病の可能性が高いです。

成人の80%前後が歯周病になっているにもかかわらず、自分がそうだとわかっている人、あるいは自分が歯周病のどのレベルであるのか知っている人は、意外に少ないようです。

歯ぐきからの出血は「歯の磨き過ぎ」ではなく歯周病菌が繁殖し炎症を起こしている可能性が高いです。

歯周病は進行すると歯を支える骨を溶かし、放置しておけば歯が抜けてしまう病気です。

可能性②

神経を取った歯

歯の神経を取る治療や、歯の神経が腐ってしまい、歯の根の治療を行っている場合、中断すると歯を残すことが出来なる事があります。

歯の内部は抵抗性が弱いため、あまり放置されると、虫歯が進行したり、根の内部が汚れたりします。

1ヶ月ほどの中断でも影響があると考えられます。

可能性③

仮歯のままでの放置

仮歯や仮の詰め物のまま放っておくと、むし歯が広がったり、歯茎の炎症、歯の根の中の感染などを起こすことがあります。

仮歯は、一時的に見た目が元のように戻りますが、プラスチック状の樹脂のため、材質的に長期間の使用に耐えることが出来ません。
時間の経過とともにすり減ってしまい、その分、歯が倒れたり、移動したりしてしまいます。

痛みがない、見た目が良くなったからと自己判断で治療を中断せず、最後まで通院してください。

それではまた更新します☆